私と、ピアノ③

ピアノ

前記事の続き。

ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を弾きたい、
という思いから、ピアノを再開することになった自分。

再開といっても、ピアノ教室に通ったり先生についたりして
レッスンを受けたわけではなく、自分一人で好きな時に好きな曲を弾く程度。
パヴァーヌ以外にも弾いてみたいと思った曲をいくつか弾いた。

 ・主よ、人の望みの喜びよ
 ・幻想即興曲
 ・月の光
 ・悲愴

などなど。

コンスタントに弾いていたわけではなく、本当に弾きたくなった時にだけ。
しばらく弾くとすぐに飽きて、また何年も弾かなくなったりした。
弾いては、やめ、また再開しては、しばらく弾かなくなる、の繰り返し。
ピアノマイブームは、不定期に訪れて、どれも一過性のものだった。

その度に、ああ、自分はやっぱりそれほどピアノが大好きではないんだな・・・
と、残念な気持ちになったりした。
趣味と言えるほどでもなかったのだ。

ところが、数年前に何年かぶりにまた訪れたピアノマイブーム。
ちょうどコロナが流行る年の正月だ。
地域の役員になってしまったのがきっかけだ。
田舎の自治体というのは本当にめんどくさい。
正月早々連日で役員の集まりがある。もう勘弁してくれ。
「ちっ、これじゃどこにも行けないじゃないか」と不貞腐れていた。

そして、そうだ、ピアノでも弾くか、と何気に思いついたのだ。
それまではもう何年も「弾かないモード」に入っていたのだけれど。

何を弾こうか? とりあえず今まで弾いていた上記の曲などを弾いてみた。
長いブランクがあると取り戻すまでに時間がかかる。
けれどなぜか今回のピアノ再開は、めちゃめちゃ楽しい♪ と感じたのだ。
なぜなのか理由はわからなかった。今でもわからない。

違う曲も弾きたい。もっと色々な曲を弾いてみたい。
そして、もっともっと上達したい! そんな思いが強くなった。
突如芽生えた強烈なピアノ愛に自分でも戸惑いながら、
弾きたいと思う曲の楽譜を買ってきては、寸暇を惜しんで弾きまくった。
コロナの自粛生活も、ピアノのおかげで少しも苦痛じゃなかった。

そして、とあるピアノの先生のレッスンを受けることに。
身バレが怖いので、レッスンについての詳細な記述は控えようと思う。

強いピアノ愛は今現在も進行中。
多分もう、生きているうちは冷めることはないだろうと思える。
残りの人生をピアノに捧げて生きていきたい。

今、心の底からやっと、ピアノを習わせてくれた母親への感謝の気持ちを感じられる。
「いつかやっててよかった思う時が来るから」、という母の言葉。
それは本当だった。

以上です。
これからも自分とピアノについて、不定期だけどこのブログに綴っていこうと思う。

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