私と、ピアノ①

ピアノ

土曜日の今日は、東京証券取引所もお休み。
投資家として人生をリスタートさせた?(笑)自分も、ちょっと休憩。
でも結局、株絡みの本を読んでしまった。

投資に限らずだけど、自分が興味を持った分野の関連の書籍を読み漁って、
情報収集したり、知識を蓄えるのがもともと大好きなのだ。

でも今日はちょっと休日モードで、ピアノについて書く。

今やピアノは、自分にとって、かけがえのないアイテム。
でも、習っていた子供の頃は、別にピアノなんて好きじゃなかった。

ピアノを習い始めたのは、4歳の頃。
ある日、母親が言った。
『ももこちゃんも明日から、ピアノ教室行こうね~ ピアノ、習おうね~♡』

え? ピアノ? 明日?

なぜ母が私にピアノを習わせたかったのか?
答えは簡単。 姉が習っていたから。
姉がやっていることは、有無を言わさず自動的に自分もやらされるのが我が家。

私は翌日、ご近所のヤマハピアノ教室に連れて行かれ、
それから約10年、ピアノを習う羽目になった。

ピアノを習っているときの心境は、なんというか、可もなし不可もなし? といった感じ。
特別好きでも嫌いでもなく、特別楽しくもつまらなくもなかった。

当時のご近所の幼馴染や、小学校ののクラスメイトの女の子のほとんどが、ピアノを習っていた。
一大ピアノお稽古ブームだったのだ。
調律師さんが、『あの頃が一番ピアノが売れましたよ(^^;』と苦笑いしながら言っていた。

ヤマハのピアノの先生は、みんな優しくて美人だった。
私は幼心に、ああ、ピアノを弾く人って、みんな綺麗で優しいんだな~
なーんて、ボーーっと思っていた。
でも、ピアノ発表会で他の教室の先生や生徒さんと一緒になったとき、
それほど美人とは言えない先生も結構いらっしゃって(失礼_(._.)_)
子供心に、あたしの先生が一番きれい♡、なーんて思ってうれしくなったりしていた。

小学校の高学年頃になると、同じ教室で習っていたクラスメイトや幼馴染達は、
次々にピアノをやめていった。
私と言えば、その教室で3番目ぐらいに上手な生徒になっていたのかもしれない。
一番上手なのは、姉。ピアノ発表会で優勝してトロフィーをもらったりしていた。
姉と同じくらい上手だったのが、姉と同い年のご近所の幼馴染。
その次が自分だった。

でも自分は、相変わらずピアノがそんなに好きになれなくて、
放課後はピアノ教室に行くより友達と遊びたくて、
しょっちゅう母親に、『ねえ、もうピアノやめたい。。』、とボヤいていた。

そういう時、母が言うセリフは決まっていた。
『今、やめてはダメ。 いつか、やっててよかった、と思う時が来るから』

私は、うなだれながら、心の中で、
『ふん、そんな時は永遠に来ねーよ! ピアノなんて、どーでもいいんだよ!』
と毒づいていたが、結局母の思惑通り続ける羽目に。

母親に従順でいるしかなかった幼い自分は、
「ピアノをやめる」という選択肢は選べなかったのだ。

続く。

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