弾きこもってる時が一番しあわせ。

ピアノ

「引きこもり」じゃなくて「弾きこもり」である、念のため。

ひとりでピアノを弾きこもってる時が一番しあわせなのだ。
だから、コロナ禍の外出自粛もあまり苦痛じゃない。

最近の自分のピアノ練習ルーティンは、だいたいこんな感じ。

まず、バッハで軽くウォーミングアップ。
平均律第1巻の1番のプレリュードで景気づける。
今自分が安定してノーミスと暗譜ができている数少ない曲の一つだ。
初っぱなから難しい曲を弾くと、技術の無さに凹むだけなので、
練習のスタートはこういう無理なく弾けるレベルの曲に限る。

続いて同じく1番のフーガ。これはいつまで経ってもノーミス出来ない。
もう1年以上(多分)弾いてるのに、必ず数箇所外したりつっかえたりしちゃう。
初めのうちこそ何度も練習したが、どうしてもミスタッチを克服できないので、
最近は敢えて練習量を減らし、1、2回ぐらいしか弾かないことにした。

続いて、2番のプレリュード。大好きな曲だ。
リヒテル並みにアップテンポで弾きたいものだが、そう上手くはできない。
特にPresto(「急速に」という意味)で苦戦する。
ゆっくりなら弾けるけど、テンポを上げると必ずミスする。

続いて2番のフーガ。これもとても好き。
まだちょろちょろミスってしまうが、もう少し練習すれば多分、
そこそこミスなく弾けるようになる気がしてる。

ここまで平均律を弾いた後は、なぜかインベンションをおさらいする。
インベンションの1番から3番まで一気に弾く。1番だけ暗譜できてる。

自分は、4歳から14歳までピアノを習ったが、その時はバッハは平均律までやらなかった。
インベンションとシンフォニアまではやったと思う。

ミスタッチが多いのが悩みなので、難易度を下げた曲の練習が有効な気がして、
インベンションをさらうことにしたのだ。
そのインベンションでさえノーミスできなかったり、暗譜が難しかったりする時は、
自分の才能の無さにただただ凹む。

まだバッハが続く。
インベンションが終わると、ゴルトベルク変奏曲の「アリア」を弾く。
これは大体ノーミスできるので、美しいメロディに癒されながらちょっとだけ自信を取り戻せる。

ここまで弾いて、バッハは終わり。
次はショパン。バラード2番。
これも2年がかりで練習してるけど、未だにクリーンに弾けない。
最大の難所はPresto con fuocoのパッセージ。自分には本当に難しい。
こんな難局をサラッと弾いてしまうショパコンのコンテスタント達が羨ましい。

次は、バッハ=リストの、オルガンのための前奏曲とフーガBWV543、の前奏曲だけ。
この曲も本当に好きだけど、やはり自分にはクリーンに弾くことが難しい。
特に左手の離れたオクターブの連打が苦手。どうしても外してしまう。

そして練習のラストは、最近は、シューベルトの即興曲90−2で締めるようにしている。
まだまだミスが多いけど、だんだんと仕上がってきたのが嬉しい。

今日は、たまには真面目に自分のピアノ練習について、ざっくりと書いてみた。
ピアノについては、語っても語りつくせないほど書きたいことが山ほどあるけど、
とりあえず今日のところはこの辺で。

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