ピアノの部屋の暖房が故障した。
FF式の石油ファンヒーターで、もうかなり古い。
うちの家電の殆どは、親が町の電気屋さんから買ったものだ。
親は、例え割高でも家電は町の電気屋さんで買うと決めていた。
その理由は、何かあった時にすぐ来てくれるから、だそうだ。
ま、そりゃそうだけど、量販店に比べたらだいぶ高いよね。
全く同じものなのに、万単位で値段が違うから、自分はあまり利用する気になれない。
しかし、動かなくなってしまったファンヒーターも、
その電気屋さんから買ったものだったので、修理の依頼をした。
最近でこそ全く買わなくなってしまったが、うちはかつてのお得意さんなので、
愛想よくすぐにやってきてくれた。
電気屋さんが言うには、持ち帰って調べてみなければ詳細はわからないとのこと。
当然だ。『お代はいくらですか?』とその時点で聞いてみたら、
『今日は何もしてないので結構ですよ』と感じのいい返答で、
ヒーターを持って帰った電気屋さん。
1週間ほどたって電話が来た。電気屋さんが言うには、
もう古いので部品がないから新しくした方が、とのこと。
そりゃもっともだ、と値段を聞いてみると10万円以上もうすると言う。
せいぜい5万円以内なら新しいのを買うのも仕方ないと思ってたけど、
10万円て高過ぎじゃね?
『ちょっと検討しますので、カタログでもポストに入れといてください』と私。
『はい、わかりました。処分代が3,000円ほどかかりますが』と電気屋さん。
げっ、3000円も、、と思いつつ、まあ仕方ないと思い、『いいですよ』と一旦電話を切った。
しかし、処分だけで3000円は高くね?
町のクリーンセンターに自分で持ち込んだ方が安くね?と思い、すぐに電話をかけ直して、
『あのー、やっぱり処分は結構です』というと、
『じゃあ、点検代は頂きます。持って帰って色々調べたんですから』と言うではないか。
『はあ? この前、いらないって言いませんでしたっけ?』と私。
『だから点検代とセットなら処分代はサービスしますって話ですよ』と電気屋。
??? じゃあ初めから点検代がいくら、処分代がいくら、セットならいくら、って
はっきり提示すべきではないか?
私 『点検と処分で、結局いくらなんですか?』
電気屋 『3000円です』
私 『じゃあ振り込みで払いますので請求書を送ってください』
電気屋 『わかりました』
しかし、それからかれこれ2週間以上経つが、ポストには請求書もカタログも入っていない。
どうゆうこと?
親の時代はあんなに仲良くしていた電気屋さんの感じの悪い対応に、
すっかり気分が悪くなった自分。
きっと今の時代、みんな家電量販店を利用するようになって、
割高な町の電気屋さんの客は減る一方だろうから、必死なのかもしれない。
とりあえず、早くピアノの部屋の暖房を何とかせねば。冬はもう目の前だ。
ヤマダ電機やホームセンターへ行けば、
ほんの数万円で良さそうなのがいっぱい売っているではないか。
別にFFじゃなくても、灯油じゃなくて電気のセラミックとかでもなんでもいいや。
でもピアノの部屋は、我が家の中で一番広い部屋で、たぶん、15畳ぐらいある。
そんくらいの広さだと、やっぱちょっと高くなっちゃうのかな。
でもいくらなんでも10万円はないよねぇ。。
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